今回届いた西側のエミリア地方と東側のロマーニャ地方は美食の州として、州都のボローニャは美しい街としても有名です。赤ワインの方はロマーニャ地方のワイン生産において、歴史的に重要な村を代表するワイナリーです。「お父さんがワイナリーに足を運ばなくなった日(詳しくは下記で)」の話が印象的でした。もう一本のスパークリングワインはランブルスコ。エミリア=ロマーニャで最初のビオロジックを採用したとのこと。どちらも惹きつけられる生産者です。

ロマーニャ・サンジョヴェーゼ スーペリオーレ”トレ・ロッケ”
Romagna Sangiovese DOC Superiore ”Tre Rocche”
【ワイン紹介】
国 イタリア/エミリア=ロマーニャ州
ワイン名 トレ・ロッケ
格付 DOCロマーニャ・サンジョヴェーゼ
生産者 二コルッチ
ブドウ品種 サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ100%
色 ガーネット
容量 750ml
アルコール度数 14%
お値段 約4180円(税込)
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特徴 エチケットの絵はこの地域における3つの古城。スムースでなめらかな余韻と木樽熟成由来の香ばしさが続く。(ガイドより)
飲んだ感想 1日目より2、3目の方がなめらかな口当たりとコク、ほどよいタンニンと甘みが焼き目の着いた肉やチョコレートにぴったり★★★★

【合わせたもの➀】煮込みハンバーグ
ガイドの中の「このワインに合うお料理」として「豚肉と牛肉の合い挽きのラグーソース」「トマトと牛肉のオイスター炒め」などが書いてあったので、身近な煮込みハンバーグにしてみました。正解!コクと甘みの増したトマトソースと香ばしく焼き目の着いたハンバーグにこのワインのプルーンのような果実味がよく合う。

【合わせたもの②】マカダミアチョコレート・ラズベリー
こちらも香ばしくローストとしたマカデミアナッツと薄く包まれたミルクチョコレートとラズベリーパウダーの酸味がちょうどよく口の中で溶け合う。
他に合わせたワインはカルディのスパークリングワインです。詳しくはこちらに。
【カルディ スパークリングワイン おすすめ】スパークリングワインに合うおつまみ in Kaldi
お父さんがワイナリーに足を運ばなくなった日
ワイナリーの設立は1885年。3代目のジョゼッペ・二コルッチ氏が、醸造学校を卒業した息子のアレッサンド・二コルッチ氏の造ったワインを飲んだ時に「今度からワインを造れ」と言ってそれからはワイナリーに足を運ばなくなったとのことです。息子のワインを認めた瞬間と同時に世代交代の重み、悲しみ、嬉しさの入り交ざった感情が読み取れます。

レッジャーノ・ランブルスコ・フリッツァンテ ロッソ セッコ ”マルケーゼ・マノドーリ”
Reggiano Lambrusco DOP Frizzante Rosso Secco “Marchese Manodori”

【合わせたもの】パルミジャーノ・レッジャーノ他チーズ
パルミジャーノ・レッジャーノはエミリア・ロマーニャ州のハードチーズです。
同郷どうしコクと旨味が合います。詳しくはこちら↓
★モルラッコとフォンティーナ・ダルペッジョ
イタリアチーズ通信講座第12回に届いたヴェネト州のモルラッコとフォンティーナ。スパークリングワインが合うと書かれていただけあった、同協ではないがほどよく調和。フォンティーナのクセのある香りもランブルスコと合わせるとマイルドに感じる
両チーズについてはこちらをご覧ください。
★フルーツ&ラムクリームチーズ
カルディのスパークリングワインに合わせて購入していた残りです。
3種のチーズと合わせた後にデザートととして。ご参考までにどうぞ。
【カルディ スパークリングワイン おすすめ】スパークリングワインに合うおつまみ in Kaldi
【ワインに合うコンビニおつまみ】サラミと生ハム
ガイドにも「よく合う」と書いてあったのでエミリア=ロマーニャ州産ではありませんがローソンのサラミと生ハムを合わせてみました。

★ローソン 粗びき黒胡椒サラミ 57g 335円(税込)
「香辛料を効かせスパイシーな味わいに仕上げました」と袋にあるように、ほど良い。ワインの味が引き締まりまた違った印象に。

★米久 ロース生ハム 50g 160円(税込)
「しっとりやわらかい生ハム」と書かれてあるとおり、メロンを一口サイズにしたときに調度よい塩気と甘みがワインをより一層上品な口当たりに。

レッジャーノ・ランブルスコ・フリッツァンテ ロッソ セッコの意味
★レッジャーノとは、「レッジョ(・エミリア)の」・ランブルスコ
★フリッツァンテとは、微発泡ワイン
★ロッソとは、赤
★セッコとは、スパークリングワインの残糖量の表示が辛口から甘口まで甘辛度7種類の中の“やや甘口”
- ブリュット・ナチュール(Brut Nature)残糖量3g/L未満(超辛口)
- エクストラ・ブリュット(Extra Brut)残糖度0~6g/L(極辛口)
- ブリュット(Brut)残糖度12g/L未満(辛口)
- エクストラ・セッコ(Extra secco)残糖度12~17g/L(やや辛口)
- セッコ(Secco)残糖度17~32g/L(やや甘口)
- セミ・セッコ(Semi Secco)残糖度32~50g/L(甘口)
- ドルチェ(Dolce)残糖度50g/L~(極甘口)
やっぱり美食の州のワインは美食が合う
今回の赤ワインとスパークリングワイン。気が付けば「食べ物は何が合うかな」と考え探した3日間でした。ワインを口にすると何か食べたくなる、何か食べるとワインを口に含みたくなる。エミリア=ロマーニャ州が美食の街というのがよくわかりました。美味しいいものを探して食べたくなる、飲みたくなる街なんですね!
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